フォントワークス、東京大学との共同研究報告 〜 AR環境下での文字情報提示手法の研究 〜
フォントワークス株式会社が、東京大学と共同で、AR環境において効果的に文字情報を提示する手法と、各種情報提示の状況において適切と考えられるフォント特性を検証するため、「AR環境下での文字情報提示手法の研究」を実施したとのこと。
拡張現実感環境において文字情報を提示する際に、どのような観点からフォントを選ぶことが適切かが研究内容となっています。
最近ではAR環境も多様となっており、スマートフォンやタブレット端末を利用したものから、個人向けウェアラブル端末や車載のヘッドアップディスプレイを利用するものまで、その利用環境・対応端末は幅広くなっています。
そのため、AR環境において適切なフォントを選択するためには、まず、文字情報が提示される目的や状況を明確にしておくことが必要となります。
今回第一弾の研究として、AR環境において想定される情報提示に関して、文字の要素を様々に変化させた場合に、文字情報認知負荷がどう変化するかを調べることによって、AR環境での情報提示に有利な条件を明らかにするとのこと。