なぜカラーアクセシビリティが重要なのか?
アドビ株式会社が、「なぜカラーアクセシビリティが重要なのか?」を公開しています。
カラーは、あらゆる製品の見た目や雰囲気に大きな影響を与えます。使う人を意識したデザインをおこなう場合、カラーはコミュニケーションの強力な手段であるとともに、アクセシビリティを向上する強力なツールとなります。
パンデミックで需要が高まっている医療システムを例に考えてみましょう。ヘルスケアアプリやWebサイトのカラーのコントラスト比が低いと、弱視や色弱、高齢の利用者に商品やサービスに関する重要な情報が伝わりにくくなる可能性があります。アクセシビリティは、基本的なカラーのコントラストを確保することで、誰もが提供される情報の全体像を把握したうえで、各自に関係のある部分を活用できるようにします。
デザイナーは、デザイントレンドやブランドパレット、あるいは個人的に好きなコントラストの低いタイプデザインなどに影響を受け、特定の人々には判別できないカラーを選んでしまうことがあります。しかし、アクセシビリティを犠牲にしてまで美的感覚を追求する必要はありません。では、自分の好きなスタイルに合うカラーを選びつつ、そのコントラストを解決するにはどうすればよいのでしょうか。それを可能にするのがAdobe Colorです。