富士ゼロックス、デジタル印刷の表現領域を拡大する新特殊トナー「ピンク」発売
富士ゼロックス株式会社が、プロダクションカラープリンターのハイエンドプロ市場向けモデル「Iridesse Production Press」の特殊色対応強化を目的に、新たに「ピンク」の特殊トナーを追加しています。
国内では2020年3月13日に発売します。
1パス6色プリントエンジンを持つIridesse Production Pressは、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック(CMYK)トナーに加え、最大2色の特殊トナーが搭載できることにより、かつてない豊かな色表現が可能なデジタルプリンター。
これまでIridesse Production Press向けに発売されてきたゴールド、シルバー、ホワイト、クリアー、カスタムレッドといった特殊トナーに加え、今回発売されるピンクトナーは、独自のEAトナーに新たな蛍光系の色材を混ぜ最適化させることで実現。
明るく鮮烈なピンク色を印刷物のデザインに用いることによって、かわいらしさ、格好良さ、上品さなど、表現の幅を広げます。
また、他色トナーと重ね合わせて使用することにより、CMYKの4色だけでは再現できない、鮮やかなオレンジ、レッド、バイオレットなどの色を印刷でき、企業のブランドカラーなど特殊な色をより忠実に再現することが可能になります。
ゴールドやシルバーなど既存の特殊トナー色と併用することもでき、印刷表現の幅が広がることで、POP、リーフレット、カタログなどのマーケティングコラテラルや、紙器・パッケージなどを中心としたオンデマンド印刷の多様なニーズに応えます。