「モトヤLETS」に、モトヤアポロやモトヤシーダのPr6拡張版を新書体として提供開始

フォントワークス株式会社が、年間定額制フォントサービス「モトヤLETS」より、Pr6仕様OpenTypeフォントとして「モトヤアポロ W2/W3/W4/W5」、「モトヤシーダ W2/W3/W4/W5」を、2020年10月13日(火)より提供開始しています。

なお、本製品は、JIS2004字形のPr6Nフォントと、JIS90字形のPr6フォントの2種類を用意されています。

アポロは、明朝体のウロコ(横線の右端に付いている三角形の装飾)やカドウロコ(横線の右端と縦棒の上端が直角に交わる部分に付く三角形の装飾)を取り除き、懐を広くした書体で、1969年から、本文用(アポロ2)のタイプ活字として販売していました。デジタル化するにあたり、懐をより広くし、トメハネの形状を変更しました。これはアポロの特徴を更に生かすためにリニューアルしたもので、清廉かつモダンなイメージが、より一層強調されています。

シーダとは「杉」のことです。空に向かって直線的に伸びていく大らかさと、何百年もの樹齢を重ねた奥行きをイメージした書体です。シーダは懐を最大限に広げ、できるだけ大きく見えるようにしています。また背勢表現(縦棒や横線の両端につけるラッパ状のアクセント)をなくし、スッキリとした現代風の書体にデザインしています。シーダファミリーは、その抜群の可視性から印刷物はもとよりテレビテロップやゲーム、Webコンテンツにおいても頻繁に使用されています。

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