アドビ、責任あるデジタル・シチズンシップに則し、新しいAI倫理原則を発表

アドビ株式会社が、「アドビ、責任あるデジタル・シチズンシップに則し、新しいAI倫理原則を発表」を公開しています。

人工知能(AI)の可能性は無限です。AIが提供する、より深いインサイトやタスクの高速化、意思決定能力の向上は、人間のクリエイティビティと知性をさらに高め、私たちの生活やビジネスを大きく変革するでしょう。

しかし、他の新たなテクノロジーと同様、AIにも独自の課題がつきまといます。AIの場合は、テクノロジーの性能が学習するデータに左右されるという事実です。

アドビは、AIを活用したツールでイノベーションを推し進めるのと同時に、AIトレーニングに使うデータの偏りから生じる弊害に対処していきます。

その一環として、私たちはここ2年間にわたり、「責任」、「説明責任(アカウンタビリティ)」、「透明性」、というアドビのAI倫理原則を慎重に構築してきました。この3つの原則は、アドビの企業としてのあり方を反映したものであり、製品にAIを導入するための指針となるものです。

AI倫理への取り組みの一環として、私たちはAI倫理審査委員会を設置し、多様な経歴や人生経験を持つ世界中の専門家の参加のもと、私たちの取り組みが正しく導かれるよう進めています。

ニューラルフィルターは、アドビのAI倫理原則に照らし合わせて委員会がレビューした最初のAI機能で、今後、毎年リリースする何百ものAI搭載機能を対象にレビューを拡大する準備が整いました。

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